分子栄養

失恋した場合の分子栄養学的対処法を考える

今日は失恋のキズで今にも死んでしまいそうな貴女のために分子栄養学的観点からできるケアを考えていきます。

基本的に失恋した直後の人というのは「薬物中毒の人」と神経相関において共通点がみられるそうですが、この今にも口から臓物が飛び出して血濡れで道端でのたれ死んでもおかしくないほどの痛みを薬物中毒と同列に並べるんじゃねぇよ。。と思いますよね。

でも、ここで大切なことは「自分の意志の力ではどうにもできない」事象だということ。こういうときアドレナリンファイター気質が強い方ほど意志力で乗り切ろうとするからかえって危険。自暴自棄にならないよう、事実を受け入れ前に進んでいける後押しができれば幸いです。

失恋して、消えてしまいたい・死んだほうがマシ、という心理状態に陥っている方はひとまず深呼吸して、下記のまごめさんの記事を読んでください。

「死にたい」という思考(希死念慮といいます)は意外とたやすく浮かび上がってくるもの。失恋した程度で「死にたい」だなんて私ってばメンヘラだったのかって自分を疑う前に、低血糖になっていないかを疑ってください。

●前回ご飯を食べてから異様に時間が空いていませんか?

(→食欲がなくなるのは理解できますが、食間が空きすぎるとエネルギー不足で血糖値が維持しきれなくなる場合があります。)

●夕方になると悲しさが押し寄せていませんか?

(→午後3-4時は一日の副腎の働きがひと段落する時間帯であると同時に、疲労や眠気が出やすい時間帯です。)

●スイーツや炭水化物をドカ食いしませんでしたか?

(→低血糖になりますが、たまには息抜きも必要です。)

 

同様の視点で中医学の先生が書いているnoteです↓(有料とはいえ\100なので読んでみるのもアリかと)

要諦はやはり希死念慮は「自動思考」であり、自己受容こそが第一歩になるというもの。

 

私自身の体感で一番効果が高かったのは「エプソムソルト風呂」です。

 

コレ↑を浴槽に対して付属のスプーン1杯分入れて肩までゆっくりお湯につかると、余計なマイナス思考は大幅に緩むので本当におススメ。つらくなったらだまされたと思って、まずはエプソムソルト風呂に入ってください。1400円の送料無料で希死念慮が薄まるとかコスト換算できない効果ですね。(毎日1回お風呂浸かる人なら一袋で3週間くらい持つはず。)

失恋状態の心身に対して「寒さ」や「空腹」は危険です。暖かいスープ、この際お白湯でもよいので胃に入れて、消化に良いものを食べてくださいね。鶏肉でとった出汁をつかってお粥作るのはお手軽でよいですよ。

Twitterで#失恋漢方 という面白いハッシュタグ見つけたのですが

 

 

 

そう、ここで甘麦大棗湯でてきます。甘麦大棗湯は夜間低血糖の際に活躍する漢方薬でしたね。失恋の神経症状にも効くなんて優秀ですね。詳しくは下記↓

また、もっと悲壮感強めの場合は帰脾湯ということで、こちらもすでに紹介済みの漢方薬でした。

手元に補中益気湯があるなら、しばらくの間それを服用してあげるのもありでしょうね。

上記に挙げたような漢方薬は最寄りの漢方薬局で○○が欲しいんですけど~って尋ねていけば、たいてい「症」をみて適切かどうかを判断してくれますから、精神症状(気分が沈みがち、落ち着かない等)とあわせて身体症状(夜眠れない、食欲がない、倦怠感等)を伝えましょう。行きつけの漢方薬局は1か所は作ってほしいところです。若くてSNSにも通じている先生がいる漢方薬局ならTwitterで見たんですけど~でも通じる場合があり、非常に話が早いです(笑)

長くなったのでこの辺で一区切り。失恋について次はカテコールアミンの観点から考えてみたいと思っています。

 

 

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