分子栄養

中性脂肪がなかなか上がらない理由

カテコラミンが出続けると中性脂肪を消費します。

「中性脂肪を消費する」と聞くと

ダイエットを望む多くの女性にはプラスのイメージを与えますが、

実際は皆さんがイメージするような

しなやかボディからは遠ざかり、身体に次々に異変を感じる方が早いでしょう。

カテコラミンが出続ける状況を改善していくのが先決です。

カテコラミンが出続けると中性脂肪を消費する

中性脂肪の数値は朝食前の空腹時のものを使用するのが基本です。

食事の後は中性脂肪の数値は上がりますので。

中性脂肪の分子栄養学的理想値は80~100です。

カテコラミンって何だっけ?

って思っている方も多いですよね。

ざっくりと説明するとこれです。

カテコラミンはそれぞれ生成の順番が存在します。

それを詳しく説明した記事はコチラ。

カテコラミンの変換がつまづくポイント

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これらアドレナリン等のカテコラミンが

我々の感情にどう作用するかを書いているのはコチラ。

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カテコラミンって血液検査で数値を測れるものではないし、

目に見える訳ではなく、

血液検査の他の項目の数値や状態から推測していくので、

経験の少ない方には難しいと感じる部分でもありますね。

脂肪動員で中性脂肪は分解される

脂肪細胞に蓄えられた脂肪は加水分解されて脂肪酸とグリセロールとなって血中に放出される。

これを脂肪動員と呼ぶのだけど、この脂肪動員の引き金となるのがカテコラミンです。

 

分子栄養学的見解を知らない一般の方が健康診断等の血液検査を見て

「中性脂肪が下がった~♪」と喜ぶのは

中性脂肪の低下=ダイエット成功のイメージが強いからですが、

ダイエットどころではない身体の状態ではないことが前提です。

実際は中心性肥満っぽくなっていった

中性脂肪が50を切ったような状態が続くと本当にスタミナが保てなくなっていきます。

それがアドレナリンでマスクされて本人は動ける気満々でいるので抜群のしんどさです。

そして中性脂肪も分解が進むので痩せるのかと思いきや、

わたしの場合は中心性肥満っぽい身体つきになって行き、ダイエットとは真逆の状態でした。

中心性肥満ってどんなの?

クッシング症候群(下垂体や副腎の異常でコルチゾールが過剰に分泌される)という病気で中心性肥満は起こるのですが

過剰なコルチゾールの影響で体幹に過剰な脂肪がつくのです。

Biology Forums Cushing syndromeより引用

●赤ら顔
●満月用顔貌(ムーンフェイス)
●肩甲骨への脂肪蓄積(野牛肩)
●高血圧
●皮下いっ血
●皮膚が薄くなる(菲薄化)
●皮膚に赤い色の筋が現れる(腹部赤色皮膚線条)
●手足は筋委縮で細くなる
●垂れ下がった腹部
●傷の治りが遅い

このほかにも無月経、耐糖能異常、骨粗しょう症、月経異常、うつ症状なんかがあります。

独特な肉の付き方をする

わたしの場合はクッシング症候群だったわけではないので、

上の図ほど極端な形にはならなかったですが、

普段の自分の身体からすると中心性肥満に近づくような形で異常が出ていたなあと

今にしてみれば思います。

独特の肉の付き方をするんですよ。

この脂肪沈着が特定の部位に対して起こっていく機序はいまだ不明らしいのですがね。

まとめ

中性脂肪が低すぎる人は自覚が無いままに

カテコラミンが過剰に分泌され、

そのカテコラミンでスタミナを削りながら動いてしまっている可能性があります。

中性脂肪が50を切ると交感神経が優位モードです。

そうすると警戒モードも全開で、自然と周囲を疲れさせているかも。

これでは副腎疲労まっしぐらコースです。

まずは自分の状態に気付いてくださいね。

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