分子栄養

命の母が効くのはなぜ?

2021年3月23日

最近ホヤの周りで命の母が話題。

 

ネーミングイメージに反して男性にも効くらしい。

成分はこんな感じ

命の母の成分で気になるのは漢方生薬とビタミンB、タウリンあたり。

表は公式HPより1日量となる12錠分

成分 分量
ダイオウ 175㎎
カノコソウ 207㎎
ケイヒ 170㎎
センキュウ 100㎎
ソウジュツ 100㎎
シャクヤク 300㎎
ブクリョウ 175㎎
トウキ 300㎎
コウブシ 50㎎
ゴシュユ 40㎎
ハンゲ 75㎎
ニンジン 40㎎
コウカ 50㎎
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) 5㎎
リボフラミン(ビタミンB2) 1㎎
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)

0.5㎎

シアノコバラミン(ビタミンB12)

1μg

パントテン酸カルシウム 5㎎
葉酸 0.5㎎
タウリン 90㎎
dl-α-トコフェロールコハク酸エステル(ビタミンE) 5㎎
リン酸水素カルシウム水和物 10㎎
ビオチン 1μg
精製大豆レシチン 10㎎

あとは添加物。

ビタミンEはdl(人工)ですねぇ。。。

ビタミンBについてはコチラと比較してもらうとわかりやすいかなと。

当帰芍薬散とよく似た組成

命の母の漢方成分のうちセンキュウ、シャクヤク、ブクリョウ、トウキは当帰芍薬散という漢方薬にも入っている。

 

一般的に冷えや生理不順など女性特有の悩みに効果が高いとされている。

命の母の女性的なイメージはここから来ているのかな。

 

胃が弱い方は注意だね。

ヒステリックには半夏(ハンゲ)

その昔、梅雨時期に梅核気(ばいかくき)を患ったことがあって、その時に半夏厚朴湯を使って治したんだけど。

梅核気はヒステリー球とも呼ばれ(すげぇネーミング…)、喉に梅干しの種がつっかえたような異物感が続いて

夜も眠れないくらいひどい咳が出るの。

自律神経の失調や更年期障害でこの症状が出ることもあって、ヒステリー球は中年女性のイメージがあったから、

当時はまだ20代だったし「なぜこの若さで…」ってショックだったけど単純に自律神経やられてただけだね。

半夏は「胃がポチャポチャと音がする」ような胃内停水に効く。

胃内停水って症状だっていうのは知らないとなかなか気づかないよね。

鹿子草(カノコソウ)は鎮静系

こちらもヒステリーやノイローゼ、神経衰弱、神経過敏、精神不安なんかに効く漢方。

かなり鎮静作用が強く、多くの漢方薬に鎮静目的で配合されるそう。

神経系の興奮を抑制して神経伝達物質の働きを促す。

大黄(ダイオウ)は便秘に効く

私はこれ知らなかったんですけど漢方で便秘に効くと言ったら大黄だそうで。

センナ飲む前に知りたかったなぁ(笑)

滞っているものを流す時に使われる漢方に大黄と芒硝(ボウショウ)があって

前者の大黄は乾かす、芒硝は潤す作用。

これ本来はその人の便の状態を見て個別に使い分けるべき漢方だね。

命の母を飲むのはどんな人?

成分組成を見てみて感じるのは、これは中年で便通に何らかの悩みを抱えており、精神的な症状もあるような太めの女性像がイメージされてるかなって感じ。

体内の色んな過剰を抑制させる方向性。

 

痩せ気味だったり、胃弱さんには勧めないかな。

ある程度体力がある人が飲むものだとも思うから、意外と男性には良いかもね。

含まれるビタミンBは正直、大した量ではないけれど、普段全くサプリを飲まない層には効果が実感できる可能性はあり。

漢方薬はすでに体内にある栄養を「巡らせる」ことに長ける薬。

そもそも体内の栄養が枯渇気味で不足しているタイプの人は、どんなに漢方を入れても効果は限定的で

思った効果が得られない可能性が高いよ。

 

 

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