分子栄養

Thorne社のビタミンBコンプ比較してみた

Thorne社のビタミンBコンプっていくつか種類がありますね。

たまに売り切れていたり、どれを使おうか迷った時に

成分の違いを把握しておけば選択が容易になります。

ベーシックBとストレスB

同じメーカーの、同じビタミンBコンプサプリで、パッケージの絵柄もほとんど一緒で、

一体何が大きく違うのか?

気になりませんか?

成分は9種のビタミンBで構成されていて

  ベーシックB-comp ストレスB-comp
チアミン 110mg 50mg
リボフラミン 10mg 28.6mg
ナイアシン 140mg 80mg
ビタミンB6 10mg 28.4mg
葉酸 667mcg 200mcg
ビタミンB12 400mcg 100mcg
ビオチン 400mcg 80mcg
パントテン酸 110mg 250mg
クエン酸コリン 28mg

40mg

上記表の通り、基本的にベーシックの方がそれぞれ配合量が多いんだけど、

リボフラミンとビタミンB6、パントテン酸、コリンに関しては

ストレスBの方が配合が多い。

それぞれのビタミンBについて見ていくね↓

リボフラミン(ビタミンB2)

体内でとても多くの補酵素として働き、粘膜機能維持にも貢献する。

オシッコの色を真ッ黄色にすることでも有名。

ビタミンB6

タンパク質の代謝にかかわるビタミンB6。

分子栄養学の血液検査の読み解きで一番初めに習う、

みんな大好きAST/ALTの補酵素でもある。

数年前の私のメモ(笑)

リン酸塩のピリドキシン5リン酸(PNP)をピリドキサル5リン酸(P5P)に変換するのに必要な酵素があって、

この酵素(ピリドキサルリン酸酸化酵素)がうまく働かない人が多いので、

初めからP5P(ピリドキサル5リン酸)が配合されているサプリ、

つまりThoren社のBコンプ飲んでおけばOKってこと。

それがこのメモには書かれている(笑)

説明かなり端折ってるので、覚えなくてOKです。

脱炭酸反応の補酵素としても働く

とても働き者のビタミンB6は

  • トリプトファン→セロトニン
  • ヒスチジン→ヒスタミン
  • DOPA→ドーパミン
  • グルタミン酸→GABA

上記の代謝の補酵素としても働く。

パントテン酸

エネルギー代謝の交差点的な位置づけである

アセチルCoAやミトコンドリア内に存在するクエン酸回路等々、

体内の要所で使われ、

ストレスを受けて需要が亢進(多くなり過ぎること)し、副腎疲労の治療にも使われる。

どっちを使う?

iHerbでのランキングだと、ストレスBよりベーシックBの方が上位なんだけど、

価格は

ストレスB:1,838円

ベーシックB:2,486円

という微妙な開きがある。

私は今までベーシックを使っていたんだけど、

ナイアシンはB-compとは別で飲んでいるし(飲み方は下記事参照)

タンパク質の代謝は重要課題のひとつでもあるから補強してあげたいので

今のところストレスBが私にとっての最適解かなと。

Thorne Research, ストレス B-複合体, 60 ベジカプセル

継続的に購入する人も多いサプリだと思うので、

相互に乗り換えて試してみるのはありだと思うよ。

Thorne Research, ベーシックBコンプレックス、カプセル60粒

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