分子栄養 腸管関係

ケルセチンで貧血になる?

腸内環境をケアしまくりたい人にとって

選択肢の上位に挙がるのがケルセチンだと思う。

これ空腹時摂取系なのでちょっと面倒くさい

んだけど、

効果が実感しやすいサプリだと思う。

ケルセチンはフラボノイド

Source Naturals, 活性化したケルセチン、100カプセル

ケルセチンのサプリ飲んでいる人は知っていると思うけど、

あの特徴的な黄色は昔から染料として使われてきたフラボノイド。

フラボノイドはポリフェノールの一種で植物色素の総称。

フラボノイドは消化管で抗酸化物質として作用し、ビタミンEとの共存で

さらに顕著な効果が期待でき、毛細血管を強くする作用も持つ。

ブロメラインはフィブリンを溶かす

同時に配合されているブロメラインはパイナップルの果実や葉茎から採れるタンパク質分解酵素で

フィブリン(凝固した血液)を溶かす作用がある。

腸ケアを望んでケルセチンのサプリを飲むと、排出物から強烈な臭いがする場合がある。

まさにタンパク質が腐敗した系の臭い。

これはブロメラインが腸内に残る未消化タンパク質を溶かして排出を手伝ってくれたのか?

って思いながら飲んでた(笑)

こういうアプローチができるサプリは貴重で、私の場合はかなり相性が良かった。

金属をキレートする

調子に乗ってケルセチンを飲んでいた時期に

生理前の貧血がひどくなったことがあった。

ケルセチンには鉄や銅の金属イオンをキレート化(結合)して

体外へ排出する性質がある。

それだけ強力な抗酸化作用を持っていることの証明でもあるけど、

もともと鉄不足がある人がケルセチンを飲むことで

鉄が下がる可能性もあるので

相関関係を意識しながら飲むように心がけてね。

 

 

-分子栄養, 腸管関係
-, ,