なんか最近疲れているかも?と思ったら
事あるごとに思い出してチェックしてみるのが良いでしょう。
ついつい頑張り過ぎちゃう人のための記事です。
副腎疲労から回復するためにやりたいことをまとめたので
今すぐチェックだけしたい副腎疲労(HPA軸機能異常)プロ(?)の方はそちらに飛んでね。
副腎疲労チェックリスト
ここを読んでいる方には釈迦に説法だと思いますので、
一番ひどかった状況からどれくらい回復して来てるかな?
というのをチェックしてみてもイイかなと思って
改めてまとめてみました。
チェックリスト
- 朝起きるのが辛い
- 疲れが取れない
- 塩辛い食べ物が無性にほしくなる
- 倦怠感(エネルギー不足)
- 日常的なことが、とても疲れる
- 性欲の低下
- ストレスに対処できない
- 病気や怪我、外傷(トラウマ)から回復するのに時間がかかる
- 頭がクラクラする
- 軽度のうつ
- 人生のすべてが虚しい
- PMS(月経前症候群の悪化)
- カフェインがないと仕事ができない
- 思考が定まらず、ボーっとする
- 記憶があやふや
- 午前10時まで目覚めない
- 午後3時から4時の間はぼんやりしている
- 夕食後やっと元気になる
- 仕事がはかどらない
もっと詳しく点数化できるチェックリストは本の中にありますから、
買って読んでみると良いでしょう。
これは手元に一冊持っておいて良い本だと思うなぁ。
本間夫妻の和訳・監修ってところもイイですね。
夫である本間龍介先生も長年、深刻な副腎疲労を患った過去がおありの方。
お医者さんでも副腎疲労になるんです。
(「医者も知らない」って本のタイトルにするくらいだから)
副腎疲労から回復するには?
項目が多いので
睡眠系・気持ち系・食事系・体を動かす系・避けるもの、の5つに仕分けしました。
睡眠に関して
チェックリスト
- 午後10時にはベッドに入る
- 可能な時はいつでも午前9時まで寝る
食事に関して
ウィルソン博士は、塩やカリウム含有食品の取り扱いには特に注意を払うように注釈を入れています。
両者への欲求の度合いが副腎機能の簡単な指標になるからだそう。
よくファストフードが食べたくなるというのも一つの症状なのです。
ファストフードの栄養の質やバランスはさて置き、塩分豊富ですから。
チェックリスト
- 規則的に栄養サプリメントをとる
- 体が必要とする食物を食べる
- 調子の悪くなる食品を知る(リストを作る)
- コップ1杯の水に小さじ半分~1杯の塩を入れて、かき混ぜて飲む。朝に試す
- 食べ物に塩を加える。水に塩を入れる
- 果物をとるなら、その前か後に塩気のあるものを食べ、努めてよく噛む
- 毎食事、でんぷん質の炭水化物、タンパク質、脂肪を組み合わせる
- 自然食品を豊富に食べる
- 有色野菜をたくさん食べる
- 食べ物をよく噛む
- 毎日午後2時頃に、軽食と一緒に1000㎎のビタミンC複合体を200㎎のマグネシウムとパントテン酸と一緒に取り、午後3時~4時に低エネルギー状態に陥るのを避けるようにする
「体が必要とする食物を食べる」ってサラっと書いてあるけど、
最初は意味わからないと思うんだよね(笑)
分子栄養療法に携わっている栄養士さんやレシピ研究家さんもいらっしゃるから
最初はそういう方々の真似から始めると良い。
体と心が整ってくると自然と「何が食べたいか」「何を食べようと思うか」が分かって来るから。
わたしのインスタやfacebookでも食べてるもの紹介してるので参考にしてみて。
(インスタにあげてるのはスープが多いw)
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気持ち・気分に関して
こうやってセクション分けしてみると分かるのが、
意外なことに気持ちや気分に関する項目って多いってこと。
それだけ副腎疲労からの回復に関して思考の構え方というのが重要であることが伺えます。
チェックリスト
- 笑わせてくれるものを探す
- エネルギー泥棒(エネルギー消耗の原因)を排除する
- 自分の生活習慣を治療的な生活習慣にする
- 毎日何か楽しいことをする
- 人生を楽しんでいない時にはいつでも「自分にできる3つのこと」(※)のセクションに戻り、何か行動を起こす
- 毎日、感謝の気持ちを抱く小さな日常的なことに最低ひとつ気付くようにする
- 自分の回復能力を信じる
- 心を強力な癒しの道具として信じる
- 日誌をつけるー自分の経験を毎日書き留める
- 自分の健康に対する力と責任を自分の手中に収める
- 一日に何度か笑う
- 回復を楽しむ
- 健康を回復するために必要な生活習慣の変化を起こす
※「自分にできる3つのこと」は本を買って実際にワークをやってみるとよいでしょう。
体を動かすことに関して
チェックリスト
- 体を動かし、深く息をする
運動強度は体調や個人による差が大きいですが「散歩」は手軽に行えてハードルが低く、屋外に出ることで気分転換も図れますね。
呼吸については今後、別記事で書きたいくらい奥深~いです。
体力が戻ってきたら、個人的にはZUMBAおススメ。
ただし、カリエンテとなると目の色が変わるので注意してください(笑)
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ダンスがセルフイメージや自己肯定感をアップさせる
ダンスで自己肯定感やセルフイメージが改善するという研究報告とともにZUMBAというダンスのプログラムで生活に「踊り」を取り入れてみては?というご提案です。
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避けるもの
以下の避けるものリストを先に徹底するだけで、かなり効果はあると思います。
チェックリスト
- 疲れ切ること
- カフェイン、砂糖、アルコール、精白粉製品
- カフェイン抜きのもの含め、コーヒー
- 午後11時を過ぎて夜遅く起きていること
- 無理すること
- エネルギー泥棒
- 自分に厳しくしたり、否定的になること
- 自分を哀れむこと
- 中毒になっている食品
- アレルギーや過敏症の疑いのある食品
- 気分が悪くなったり、思考を鈍らせたり、何らかの方法で健康が衰える食品
- 朝食を抜くこと
- 朝の果物
- でんぷん質の炭水化物(パンやパスタ)をそれだけで食べること
- どれだけ美味しくても、強い欲求を感じても、何らかの悪影響を及ぼす食品
「朝の果物」はうっかり食べてしまう人も多そうですが、
アルドステロンの影響で朝が最もナトリウム需要が増すので
あえて朝にカリウム豊富な果物をとる必要がない、
ということでしょう。
また「エネルギー泥棒」は心理的背景がかなり影響するので
避けようと気を付けて避けられるものでもない、という方も多いでしょう。
そういう時こそPNTを心得ているカウンセラーさんに頼ってみるのが得策かと。
自分ではなかなか気づけない「思考のクセ」や「心理的な障壁」への向き合い方を教えてもらうと、
新たな視座が生まれるかもしれません。
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PNTってなに?分子栄養療法との関連は?
PNT(心理技術を取り入れた栄養療法)について、よく分からない人向けにおススメの本をご紹介。
カウンセラーの選び方について。続きを見る
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まごめじゅんさんの個別カウンセリングはこんな感じ
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まとめ
副腎疲労気味かも?と思ったら、まずは「避けるもの」を避けられているか?
確認してみましょう。
その後、残りの4つの項目がどれくらい実行できているかをチェック。
事ある毎に「医者も知らないアドレナル・ファティーグ」を読み返すのも超GOOD。
それを繰り返して行けば、そのうちチェックするのが面倒くさくなるくらい、
良い意味で「どうでもよい」と思える日が来ますので、
その時がアナタが本当に元気になった時です(笑)