低血糖 分子栄養

低血糖があると皮膚湿疹が治りにくい理由

皮膚に湿疹ができた時、皮膚科に行くと

副腎皮質ホルモン入りの塗り薬を処方されることがあるじゃないですか。

いわゆるステロイドってやつ。

低血糖と皮膚湿疹は関連性がある?

過去にアトピーを経験していてステロイドの強烈な副作用や脱ステロイドの辛さを知っていると

処方された薬とはいえ使うのを躊躇してしまうし、できれば使いたくないと思うものだけど。

腸内環境も改善してアレルギー症状も治まっているのに皮膚湿疹だけは治らないという場合、

低血糖症が関係しているかもしれない。

副腎は長期的な負荷に弱い

継続的に副腎皮質からホルモンを出し続けなければならない状況が

実は副腎に与えるダメージは大きい。

アレルギーなんかは継続的ダメージの最たるもの。

ホルモンの原料はコレステロール

低血糖の際には副腎からアドレナリンとコルチゾールが分泌される。

これが長期的に何度も繰り返されることは副腎の疲弊を意味する。

これらのホルモン生成がついに追いつかなくなった時

アレルギーや湿疹の症状を抑えられなくなり悪化する。

ホルモンの原料となるコレステロールが低い人は

そもそも材料が不足しているというパターンも考えられる。

コルチゾールやアドレナリンのドバドバ無駄遣いを防ぐ

「カフェインをやめろ」

「カゼイン・グルテンフリーを推奨」

この辺は治療の中で口酸っぱく言われる人も多いかもしれない。

カフェインはアドレナリンを不必要に分泌させ(そして体内のビタミン・ミネラルも消耗する)し、

カゼイン・グルテンは腸の炎症を引き起こす。

まずは体内の炎症に対処しようと言われるのは

(特に見た目に分かりにくい上咽頭や歯の根幹)

重要で希少なホルモンを効かせたい部分や臓器に過不足なく届けるための道を整備していると思っていい。

いつまでも体のあちこちで炎症が起こっていると、

ホルモンがいろんな炎症に寄り道して消耗されるため

なかなかアナタの身体が持っている本来のポテンシャルを発揮させての治療が前に進まなくなってしまう可能性が高い。

 

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