iHerbでサプリメントを検索すると必ずと言っていいほど検索上位に上がってくるのが
Now社の製品。
わたしもお世話になったことあるメーカーだし、
意外とUSAのメーカーについて情報が少ないのと、
比較的お手頃価格な製品が多い印象があるので、
Now社について調べてみた。
1968年創業の家族経営の企業
iHerbの商品ページに載ってるNow社の情報って意外と少なくて、
「1968年創業の家族経営の企業」とだけ書いてあって正直なにも分からない(笑)
1960年代というと、アメリカでも健康食品産業は初期の頃で
今ほどメジャーな分野ではなかったみたい。
小さな健康食品店がNow社の原点
創業者であるエルウッド・リチャードがシカゴで始めた小さな健康食品店のお店が
今日のNow社の原点。
エルウッドは大学時代に健康的な食品や栄養補助食品の使用をとおして
身体パフォーマンスを向上させる研究をしており、
お店で扱う商品はナチュラルで高コストのものが多かった。
価格的競争力に劣ったエルウッドの健康食品店は
地元のスーパーマーケットへの顧客の流出を止められなかった。
創業者 エルウッド・リチャード(Elwood Richard)のこだわり
ここでエルウッドは手ごろな価格でナチュラルな製品を提供する必要があると気づく。
それらを買う余裕が無ければ健康的な食べ物は続けられない、と。
そこで彼はナチュラルフード製造会社を立ち上げ、
製品コストと品質を完全にコントロールするようになったそう。
これがNow Foodsの成り立ち。
現在はエルウッドの四男であるダン・リチャード(Dan Richard)がヴァイス・プレジデント(副社長)として
今日までの売り上げ伸長に貢献している。
Now社の商品がお手頃なワケ
Now社の商品はもちろんGMP
(Good Manufacturing Practice、医薬品の製造管理及び品質管理の基準)
をクリアしているし、
Non-GMO
(Genetically modified organism、遺伝子組み換え作物ではない)
である。
ではなぜ他のメーカーよりも安価な商品が多いのか?
商品ごとの利益率調整がミソ
その利益はスケールメリットを生かして
一括で材料を購入してコスト削減を図るほか、
豊富な商品ラインナップによってアイテムごとに利益率を調整することで
上手に利益を上げているそうな。
まぁこの辺は大規模製造業の常とう手段てやつですね~。
コチラのアメリカ在住ママさんがNow社の工場見学に行ったブログ記事も
参考にさせていただきました↓
おわりに
わたしは決してNow社推しという訳でもないのだけど、
なかなか日本語でアメリカのサプリメント企業に言及しているものが少なかったので
今回書いてみました。
サプリはそれこそ使い分けなので、
最低限の基準(それでも日本のドラッグストアで売っているものよりはグンと質が良い)を満たしていれば
コスパ優先で量を摂りたい栄養素もあるから
今後もNow社にはお世話になろうと思っています♪