松田のマヨネーズって健康志向な人がおススメしている印象があるけど
イマイチ何がすごいのか分からない、という方。
健康オタクの私と一緒にその特徴を見ていきましょう。
松田のマヨネーズ、その特徴は原材料への徹底したこだわりにあります。
松田のマヨネーズに使われている素材
完全無添加な松田のマヨネーズの原料は
ポイント
・なたね油・卵・リンゴ酢・塩(海の精)・はちみつ・マスタード・ニンニク・コショウ・ショウガ
とてもシンプルです。
1つ1つの材料について見ていきます。
米澤製油のなたね油
マヨネーズの原料の中でも油が占める比率は高く「マヨネーズを食べる=油脂を摂取している」ようなもの。
マヨネーズの肝といって差し支えのない部分です。
松田のマヨネーズには米澤製油のなたね油を使用しており、こだわり様が伺えます。
米澤製油は明治25年創業、なたね油一筋127年の企業。
遺伝子組み換え無しの菜種のみを使用し、薬品による抽出を行わないのです。
菜種の原産国は国産とオーストラリア産(NON‐GMO作物栽培農家と契約)を使用。
特に国産の菜種は輸入原料の0.15%の収穫量しかなく、
米澤製油ではその貴重な国産の7割を購入し搾油しているというこだわり様。
油の製造工程の違い
食用油を購入する場合は製造工程にも注目したいところです。
一般的なサラダ油は圧搾法と抽出法を併用し、
さらに圧搾後の残った油分を極限まで溶かし出すため溶剤(ノルマルヘキサン)が使われます。
ノルマルヘキサンは石油関連製品で食用品外では
車のブレーキクリーナーやパーツクリーナーに使われたりします。
ノルマルヘキサンを使用して生成した油は酸化が早くなるとも言われるそう。
さらに精製工程でリン酸、シュウ酸、苛性ソーダ、活性白土を使用して効率を高めるそうな。
一方、米澤製油のなたね油は圧搾法のみで搾油し、
精製工程では油にお湯を混ぜて何回も洗う「湯洗い洗浄法」で精製し、
製品へのシリコーン(消泡剤)の添加も行っていないそう。
不純物を取り除く
「湯洗い洗浄法」は特許製法だそう。
平飼い鶏の卵
平飼いの有精卵を生む環境で運動しながら、
遺伝子組み換えやポストハーベスト農薬が使用されていないエサで育てられた健康な鶏の全卵が使われています。
生産効率や飼料効率のみを追求すれば、平飼い鶏卵は対極に位置しますよね。
純リンゴ酢
マヨネーズなら「酢」を使用すれば作れるものを、
ここでもポストハーベスト農薬の心配のない国内産りんご100%果汁で作ったアップルワインを発酵させた
本来のリンゴ酢を使用しているとのことで、舌を巻きました。
ここまでこだわるか、松田のマヨネーズ。。。
正しくリンゴ酢と呼べるものはその辺のスーパーではなかなか手に入らないのが現状ですので。
リンゴ酢については以前に下記記事でさんざん語っております。
-
りんご酢のヤバみ
続きを見る
塩は海の精
原材料の塩に「海の精」を使っている、というところで私はやられてしまいました。
海の精はミネラル、特にマグネシウム、カルシウム、カリウムが豊富で
バランスが良いミネラル塩としてそのまま舐める用のミネラル塩として普段から重宝しています。
ミネラル塩を直接舐めるって何?って方はコチラを参照
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副腎疲労で塩への欲求が起こるワケ
続きを見る
マグネシウム含有量では「ぬちまーす」が最強ですが、
塩自体がパウダー状で料理等に使う際に通常塩の感覚で使うと塩っぱくなるので調整が必要。
👑ぬちまーす最強伝説👑
— ホヤMAX (@max_hoyamax) October 17, 2021
塩の中でもぬちまーすが最強とされるのは100gあたり含まれる圧倒的なミネラル量にある
【海の精】
Mg..700mg、Ca..400mg、カリウム..240mg
【ぬちまーす】
Mg..3360mg、Ca..700mg、カリウム..970mg
マグネシウム含有量およそ4.8倍!
雪塩もぬちまーすに劣らぬミネラル含有💡 pic.twitter.com/6EzxunnNRz
その点、海の精はバランスが良く料理にも使いやすいミネラル含有塩です。
砂糖の代わりにハチミツを使用
甘みとして砂糖の代わりに国産の百花蜜を使用。
百花というのはレンゲの花や菜の花、山の花など色々な花から採ったということを指しますね。
ただ、このハチミツを使ったせいで2002年にJAS法が変更になった際、
「マヨネーズ」を名乗れなくなってしまったそう。
マヨネーズのJAS規格変更の憂き目にあう
2008年にマヨネーズのJAS規格及び品質表示基準が見直され、
また、その間に松田のマヨネーズ認定を巡って署名活動も行われ
現在では無事に「マヨネーズ」として販売することが可能になったそうで
パッケージ包装にもそのことに関する感謝の企業メッセージが添えられており、
何処までも消費者ファーストな姿勢が伺えます。
「甘口」と「辛口」はマスタード量の違いのみ
使用されている香辛料はマスタードのみで
「辛口」と「甘口」の2種類があるのですが、
その違いはマスタード量の違いです。
わたしは普段辛口を愛用していますが、そこまでハードな辛さも無くマイルドです。
お子さんがいらっしゃるご家庭は甘口の方が良いかも?って程度。
松田のマヨネーズ作ってるのってどんな会社?
㈱ななくさの郷という埼玉県神川町にある従業員5名(2011年時点)の会社が
この、こだわりしかないマヨネーズを製造しています。
もともと自然食品店を経営されていた松田優作社長ご自身がこのマヨネーズ開発の発起人とのこと。
社長インタビューを読むと職人気質の社長のこだわりのお陰で生み出されたマヨネーズということがよくわかります。
完全無添加ですが、賞味期限は6か月と意外と長いところも家族の健康を気遣うママさん方に嬉しいポイントです。
福岡ではボンラパス等の健康・高級志向スーパーでは定番品として取り扱うようになっています。
まとめ
スーパーに並ぶ添加物たくさんのマヨネーズはどれも選びたくないけど、
自作するのも面倒くさい…
そんな料理のお悩みを解決してくれる「松田のマヨネーズ」
気になるけど使ったことが無い方は一度お試しあれ♪
人体に対して油脂は毒にも薬にもなる物質です。
正しく種類を知って使いこなしてくださいね。
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