低血糖 分子栄養

低血糖症とむくみは切っても切れない関係

2021年4月12日

女性でむくみを経験したこと無い人はなかなか稀だと思いますが。

むくみに対してピンポイントで有効な治療やサプリは基本的に存在しないと思っているのは

アプローチ対象が「体中の水分」だからなのですが。

身体の状態によってはむくみが慢性化することもありますが、

全身的なコンディションを整えていくことで自然と克服できる症状のひとつと認識しています。

副腎皮質から分泌されるアルドステロン

副腎皮質から分泌される鉱質コルチコイドのアルドステロンは体内の塩分調節を行うホルモンで

腎臓におけるナトリウムの再吸収を促進するので

水分の再吸収と血圧上昇に作用する。

これが多くなると体内に塩分が溜まってむくみを引き起こす。

低血糖症の場合このアルドステロンも副腎から過剰に分泌されて体内の塩分濃度が上がりやすくなる。

要はむくみやすい身体になっている。

低気圧による症状も体内の水分調整がカギ

五苓散は低気圧頭痛に効くと言われていますが

 

それは五苓散が体内の水分調節をしてくれるから。

低気圧によって体内の血管が拡張して痛みになる。

 

体内の水分調節が上手に出来るようになればむくみや気圧変動による頭痛を克服できる可能性が高い。

補足ですが五苓散を効きやすくするには脳内GABAが不足していないことが条件となる。

脳内GABA増強には最強ハーブの呼び声高いアシュワガンダがおすすめ。

Herb Pharm, Ashwagandha, 1 fl oz (30 ml)

むくみは舌診でチェック

むくみが慢性化すると自分では気づきにくいものですが、

鏡の前でベロを出してみて、白く濁っていたりベロの外側に歯形がついていればダウト。

牛乳飲んだ後にチャックしないようにしてね。

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